翻訳コラム
2023.10.30
多言語翻訳したい!その方法や翻訳会社の選び方について解説
訪日観光客の増加や企業の海外進出によって多言語翻訳の需要が高まっています。多言語翻訳は翻訳会社に依頼するのが安全かつ確実ですが、どのように翻訳会社を選べばいいのか悩んでいる方も多いようです。
そこで、今回は多言語翻訳を行う方法や翻訳会社の選び方について、ポイントやコツを交えて詳しくご紹介いたします。
Index
多言語翻訳を行う方法は?
多言語翻訳を行う方法は複数あり「多言語ソリューションの導入」や「翻訳会社への依頼」「CMSのプラグインを利用する」等があります。
特に翻訳会社への依頼は、誤訳やスペルミス等のトラブルを予防でき、的確かつ正確な多言語翻訳を行ってくれるためお勧めの方法です。
弊社FUKUDAIでは、「翻訳品質」を最も重要な管理項目として、人力翻訳を中心にした翻訳プロセスの管理を行っております。お客様の信頼と期待に応える翻訳サービスを提供しています。
ひとつひとつの翻訳案件について、翻訳作業からチェック、校正・校閲等の最終仕上げを通して、適正な品質を確保し、正確で信頼性の高いサービスをお届けできるよう心がけています。
多言語翻訳をする際のポイントについて解説
多言語翻訳を行う際にはいくつかのポイントを押さえておくと、トラブルを未然に防げます。ここからは、そのポイントについて詳しくご紹介いたします。
1.ターゲットを考えた上で翻訳言語を決める
多言語翻訳では、どの言語に翻訳するのかをしっかり考えることが重要です。
アウトバウンドの場合「どこの国や地域を対象にしたものか」、インバウンドの場合は「どの母国語を使う人向けの資料か」を考えて言語を決める必要があります。
言語をあらかじめ決めておくことにより、多言語翻訳で起きがちな「違う言語に翻訳してしまった」「1つの言語でいいと思っていたら、実際には複数の翻訳が必要だった」というミスを防げます。
公用語が複数ある国は実は多く、10言語以上ある国も存在します。複数の国や地域に向けての翻訳はもちろん、特定の国をターゲットにする場合にも、どの言語が必要なのかをあらかじめ確かめておくことが大切です。
2.該当言語のネイティブに翻訳を依頼する
多言語翻訳時には、該当言語のネイティブに翻訳を依頼するのがお勧めです。
ネイティブな翻訳者は、その言語と文化に対して深い知識を持っているため、多言語のような特殊なコミュニケーションやビジネス状況においても、文化的な配慮を念頭においた翻訳を提供できます。これにより、不愉快に思われる表現や文化的な誤解を回避できます。
また、言語には微妙なニュアンスや異なる意味が含まれていることも多くあります。ネイティブな翻訳者であれば、これらの微細な違いをしっかりと理解し、正確な言葉選びを行うことができます。
相手へのメッセージが正確に伝わり、誤解が生じにくくなるのは大きなメリットといえるでしょう。
このように、ネイティブな翻訳者に翻訳を依頼することは、言葉の専門性や文化的な適切さ、効果的なコミュニケーションの確保等、あらゆる側面からみても非常に重要な要素です。
特に重要な文書等を翻訳する際には、ネイティブな翻訳者の専門知識を活用することで、誤訳等のトラブルを未然に防げ、正確性の高い翻訳の実現が可能となります。
3.翻訳によるレイアウトへの影響を想定しておく
翻訳後の文章は、原文より文字量が多くなったり少なくなったりすることを想定しておきましょう。
例えば日本語から中国語に翻訳すると文字量は80~90%に減少し、反対に韓国語に翻訳すると、105~110%に増えます。
文字量が変わることによって、最も大きく影響を受けるのは「レイアウト」です。ページ数の増減や図表の位置のずれが発生するため、図やグラフの大きさを調整したり、文章中のページ数や図の位置を変更しなくてはならない可能性も出てきます。特に多言語翻訳の場合は全ての言語で同じレイアウト・ページ構成にすることは難しいことをあらかじめ想定しておく必要があります。
多言語翻訳を依頼する際の翻訳会社の選び方は?
翻訳会社を依頼する際には、どのような視点で情報収集や依頼の判断を行えばいいのでしょうか。多言語翻訳を依頼する際の翻訳会社の選び方についてご紹介いたします。
実績と評判をチェックする
翻訳会社を選ぶ際には、その実績と評判を確認しておくことが第一です。
翻訳会社のWebサイトをチェックし、過去の翻訳実績や取引先を確認する等、様々な角度から情報収集を行っていきましょう。
もし、同じ業界の知人や取引先企業が利用している翻訳会社があれば、評価や経験を聞き、良ければ紹介してもらうのも、信頼できる翻訳会社を選定する手段の1つです。
過去に依頼した企業や個人の評価、経験談等が掲載されているようなレビューサイトがもしあれば、活用してみるのもいいでしょう。
コストと納期をチェックする
翻訳者の選定において、コストと納期は重要な要素となります。
コスト
自社のWebサイトで料金表を開示している翻訳会社もありますが、多くの場合は問い合わせや見積もり依頼を行わないと、翻訳料金や納期はわからない仕組みになっています。
まずは複数社に問い合わせて見積もりを行う「相見積もり」をしてみるのがお勧めです。
また、翻訳する内容の規模や緊急度に応じた、適切な納期と料金を提示してくれる翻訳会社を探していくと、満足のいく取引となります。
提示された見積もりは詳細に確認し、翻訳以外の周辺作業費追加料金が含まれていないかチェックしましょう。
納期
希望の納期に応じてもらえるかはもちろん、納期の変更に関する柔軟性も確認しておきましょう。
翻訳会社の数は多く、非常に対応が早い会社や、料金が安価である等、バリエーションは豊富です。
ただし、その場合、品質を犠牲にしてコストと納期を実現している可能性もあるため、提示されたコストだけではなく、納期の前提となる品質や仕様等も必ず確認するようにして下さい。
品質保証は万全か
翻訳品質は、企業イメージやブランドイメージに大きく影響します。翻訳会社によって品質基準が違うため、どのような品質保証体制で、品質に関する管理を行っているのか確認して下さい。
具体的には、翻訳者のスキル管理や品質保証フローはどうなっているのか、翻訳内容についてどのようなチェックを行っているのか等を確認しておくことをお勧めします。
翻訳会社FUKUDAIでは、各言語のネイティブ翻訳者が多数在籍しています。ネイティブ翻訳者に翻訳を依頼することで、高品質かつ確実な翻訳を実現しております。
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