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2020.12.29

マニュアル翻訳のポイントとは?翻訳会社に依頼する際のコツをご紹介

グローバル化に伴い、日本製品のマニュアルや取扱説明書の英語・中国などの言語による表記に対するニーズが高くなっております。しかし、このような製品のマニュアルや取扱説明書をそのまま翻訳すれば良いということではありません。 国によってはマニュアルや取扱説明書に記載すべき内容が規定されていることがあります。
そこで本記事では、マニュアル翻訳のポイントや翻訳会社へ依頼する際のコツについてご紹介していきたいと思います。ぜひ参考にご覧ください。

マニュアル翻訳をする際のポイントは?

マニュアル翻訳をする際のポイントは?

マニュアル翻訳をするにあたってのポイントの一つとして、翻訳する際には誰が読んでも理解できる分かりやすさと重要なポイントを逃さないという点が求められます。しかし、マニュアル翻訳の際に注意すべきポイントはそれだけではありません。

用語の統一・スタイルガイドの遵守

マニュアル翻訳を実施する前に、日本語マニュアルの用語の統一、表現・表記を合わせるためのスタイルガイドの作成し、遵守しなければなりません。本来は、マニュアル制作の際に定めておくのが理想ですが、業務の都合上、用語の統一やスタイルガイドの作成が出来なかったという場合は、マニュアル翻訳する前に、改めてそれぞれ準備しなければなりません。 マニュアル翻訳後、用語が統一されていない、表現・表記の方向性が合致していないとなると、再翻訳となり、時間と手間がかかります。自社内でマニュアル翻訳する場合や、翻訳会社へ依頼する場合は必ず用語やスタイルガイドの共有をし、双方の翻訳の方向性をすり合わせるようにしましょう。

マニュアル作成に関する各国の規定の確認

マニュアル翻訳する際に注意したいポイントは、各国のマニュアル作成に関する規定です。例えば、中国では、「中華人民共和国標準化法」によって定められた技術基準「GB規定」というものがあります。 この「GB規定」は日本のJIS規定にあたる国家標準規定のことです。中国では取扱説明書は製品の一部であると考えられているため、国が取扱説明書の品質を厳しく管理しております。さらに、「GB規定」は定期的に改定が行われています。 各国にはこのような規定があるため、他言語へのマニュアル翻訳を専門家以外が実施するには困難を極めます。そのため、マニュアル翻訳をする際は翻訳会社への依頼が一般的だと言えるでしょう。

翻訳会社に依頼するメリットは?

翻訳会社に依頼するメリットは

もちろん、翻訳能力があれば、難しいマニュアル翻訳をすることも可能ではありますが、やはりより分かりやすく正確なマニュアル翻訳を求める場合は、翻訳会社に依頼をするのがおすすめです。そこで、マニュアル翻訳を翻訳会社に依頼する際のメリットをいくつかご紹介したいと思います。

精度の高さ

何度もご紹介していますが、翻訳会社へ依頼する最大のメリットは、やはり精度の高いマニュアル翻訳ができるということです。 翻訳会社では、各技術分野を得意とする熟練翻訳者や各言語のネイティブがいるため、より精度の高いマニュアル翻訳が可能としております。また、各国の文化・習慣を意識した高品質な文章を作成しています。 そもそも自社内に各言語の翻訳に精通している人材がいないと、自社内で精度の高いマニュアル翻訳するのは非常に困難です。精度の高さを求めるなら、やはり翻訳会社への依頼が一番です。

レイアウトやスタイルの調整も可能

日本語から他言語へ翻訳すると、文字数が大幅に増減するため、日本語マニュアルのレイアウトに合わなくなります。翻訳会社へ依頼すれば、読み手に伝わりやすいようにフォントの調整や配置修正も対応してもらえます。 フォント・レイアウトの調整となると、翻訳能力以外の能力が必要となるため、社内にそういった調整が得意な人材がいない場合は、やはり翻訳会社への依頼が一番です。

AI自動翻訳を導入している翻訳会社では短納期・コストカットが可能

翻訳会社では、AI自動翻訳を導入していることがあります。AI自動翻訳があれば大量文書のマニュアル翻訳も短期翻訳することが可能です。また、翻訳時間の削減ができるため、コストカットも実現できます。 しかし、AI自動翻訳だけでは表現・表記がブレるため正確な翻訳はできません。翻訳会社FUKUDAIでは、AI自動翻訳より生成した翻訳文をプロの翻訳者がチェック・編集・修正を加えることでより精度の高い翻訳文を作成しております。

翻訳会社に依頼する際のコツは?

翻訳会社に依頼する際のコツは

翻訳会社が行う翻訳は精度が高くほぼ完璧なマニュアル訳となりますが、ただ依頼をするだけではダメなのです。 そこで、翻訳会社に理想としたマニュアル翻訳をしてもらうためにはどのよう依頼したらよいのかについて、いくつかコツをご紹介したいと思います。

依頼先の翻訳会社についてしっかりと下調べをする

より満足のいくマニュアル訳にするためには、依頼をする翻訳会社もしっかりと選ぶ必要があります。 翻訳会社には特徴があり、どの会社にも得意とする分野や苦手とする分野があるものです。 そのため、依頼先にしたいと思う会社の実績や過去の作品などをしっかりと調べ、得意とする分野と自分の原稿内容とを照らし合わせて選ぶ必要があります。

全体のイメージ像を伝える

マニュアルの翻訳を翻訳会社に依頼する際にとても重要なのが、完成形をどんな風にしたいのかイメージをしっかりと伝えるということです。 理想とするイメージを伝えずに依頼をしてしまうと、その翻訳者なりの訳し方となってしまい、完成形を見たときに「あれ?少しイメージと違う・・・」なんてことにもなりかねません。 安くはない費用をかけてせっかく依頼をするのですから、そんな不完全燃焼な結果は避けたいですよね。 年齢層に向けたマニュアルなのか、どんな文体にしたいのか、とにかく正確に・細かいニュアンスまで拾ってほしいなどの要望もしっかりと伝えるようにしましょう。

まとめ

マニュアル翻訳は翻訳会社FUKUDAIにご相談ください

ここまでマニュアル翻訳のポイントや、マニュアル翻訳を翻訳会社に依頼する際のメリットやコツをご紹介いたしました。
翻訳会社FUKUDAIのマニュアル翻訳サービスでは、各技術専門分野に精通した専門性の高い熟練翻訳者が多数在籍しております。マニュアル翻訳において重要な、関連文書全体における用語や表現・表記の統一をし、読み手に理解しやすいマニュアル翻訳を致します。対象言語によりますが、マニュアル翻訳の翻訳料金の目安は、原文100文字あたり800円~1,400円で対応しております。 品質以外にも、短納期ご希望の方や、予算に関するご相談にお応えいたします。お客様のご要望に対して、最適な提案をさせていただきます。
マニュアル翻訳でお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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