翻訳コラム
2021.04.12
翻訳の価格は?翻訳費用の決め方と気になる相場
翻訳会社に翻訳を依頼する際、最も気になる部分が「料金」だと答える方が非常に増えています。翻訳にかかる費用は非常に複雑で、わかりにくいと感じる部分も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は翻訳の価格はどうやって決まるのかというポイント解説や、近年の翻訳価格の相場について詳しくご紹介いたします。
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翻訳料金はこれで決まる!4つのポイントを解説
翻訳料金はどのようにして決まっていくのでしょうか。ここでは、翻訳を依頼する前に知っておきたい4つのポイントを詳しくご紹介いたします。
原稿の難易度
近年の翻訳は、簡単な日常会話やメールであれば、インターネット上の翻訳サイトで、ある程度翻訳が可能となっています。となると、やはり依頼するのは契約書等の正式なビジネス文書や、専門的な内容のマニュアル等が主流となってきます。
その他にも、技術や法律、医療、IT、特許といった分野は専門的な知識が多く必要となりますが、このようなものを翻訳会社に依頼すると、一般的な文章の翻訳よりも価格はどうしても高くなります。
「原稿の難易度」が料金に大きく反映される、と理解しておきましょう。
翻訳の品質・正確性
翻訳に正確性を求めることは翻訳者にも高い能力が必然的に求められるため、翻訳料金が上がることがあります。また、ネイティブの翻訳者や専門家がスムーズに翻訳文を読めるか、違和感のある言い回しはないか等、翻訳者以外がチェックを行う「ネイティブチェック」を行うことで、品質はさらに高くなります。
英語を例に取ると、イギリス英語とアメリカ英語では言い回しが変化します。どちらの言語を使っているのか、またどの程度の品質の翻訳文を求めるかによって、価格は変動していきます。
原稿の量
一般的には、原稿は「多ければ多い程料金は高くなる」と思われがちですが、実は翻訳業界はその逆になります。多ければ多い程「安くなる」のです。
これは、翻訳作業の工程が絡んできます。翻訳をお客様から受注すると、必ず以下のようなプロセスが発生します。
- 見積もり
- 正式受注
- 翻訳後納品
- 費用の請求
この事務作業は、翻訳分量の大小にかかわらず一定の時間がかかります。原稿の量が多ければ多いほど、この事務作業コストの割合が低くなるため、安くなっていくのです。
また、翻訳作業の性質上、翻訳者が原稿に慣れていくにつれ作業効率は上がります。そのため、原稿の分量が増えると1ページまたは1文字あたりの単価は下がっていきます。
「原文が多いから高いかもしれない」と躊躇せず、発注する前に翻訳会社にご相談されることをお勧めいたします。
納期
納期の長さ・短さも料金に反映されます。基本的に納期が短いと、品質の高さを維持しながら優先的に作業を進めなければならず、他の仕事を中断せざるを得なくなります。その中断する分、料金は高くなるといっていいでしょう。
反対に、納期に余裕があり、時間をかけて翻訳できれば、納期を短くするよりも金額は安くなります。簡単にいうと、「翻訳会社にどの程度の負荷がかかるか」で料金は決まります。あまり大きく負荷をかけない方が、安価になると覚えておいて下さい。
翻訳料金の相場は?
翻訳料金がどのように決まるのか、ご理解いただけだかと思います。ここからは、翻訳料金の「相場」がどうやって決まっていくのかを詳しくご紹介いたします。
文字数・単語数で料金換算する
基本的に、料金は回数や時間で計算されることはありません。文字数あるいは単語数で計算されます。
どのような区切りかは会社によって差がありますが、100文字単位や200文字単位で区切る、400字詰め原稿用紙1枚あたり、といった区切りで料金を出している会社もあります。
詳細まで知りたい場合は、依頼する前に接翻訳会社に問い合わせてみると良いでしょう。
言語や分野によって料金は異なることに注意
上の項目でもご説明したように、翻訳料金は言語や分野によっても変わります。例えば、世界で最も使われている「英語」はビジネスでも相当数使われているため、翻訳を依頼することも多いことが推測されます。結果として、1単語あたりの翻訳料金は他の言語と比べて安価な現状があります。
一方で、マイナーであまり使われていない言語であったり、高い専門性が必要な原稿の場合、翻訳者が少ないため、費用が高くなりがちです。この言語と文章の難易度が、料金のウェイトを大きく占めます。
納期を短くする・ネイティブチェック料金を入れると高くなることも
こちらも上記で解説しましたが、納期を短くすればするほど、料金は高くなる傾向があります。
さらに「ネイティブチェック」という項目を入れると別途料金がかかることがあります。
ネイティブチェックとは、元々の文章を他国語に翻訳する際、その言語を母語としている人が翻訳文を読んで、違和感のない文章やわかりやすい文章になっているかどうかを確認し、必要に応じて修正する作業のことを指します。高品質な翻訳には欠かせない要素です。
弊社では、このネイティブチェックが料金に含まれており、既に翻訳されている文章がある場合でもネイティブチェックサービスを利用できます。
「見積もり」を取ってチェックするのが理想的
翻訳会社に依頼する際には、見積もりを取って内容をチェックしてから依頼するのが理想的です。
料金の内訳だけではなく、作業工程や納期のスケジュールまで詳細に記載されているものなら安心ができますね。
どのように翻訳作業を進めるかチェックすることで、どの程度の品質になるか目安がわかります。
依頼する前にぜひ、見積もりを取ってみて下さい。
まとめ:安心の料金価格!翻訳のことなら株式会社FUKUDAIにお任せ下さい!
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