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2024.06.20

世界をつなぐ英語は国によって違う?英語の種類や翻訳会社の役割を解説

英語は既に「世界共通語」として大きく飛躍を遂げています。ビジネスシーンではもちろん、科学や教育といった面でも、英語は欠かせないコミュニケーションツールです。
まさに「世界をつなぐ」英語ですが、その詳細は国や地域によって異なります。ここでは、英語がどの国でどの程度使われているのか、さらには英語翻訳における翻訳会社の役割等について詳しくご紹介いたします。

英語翻訳の重要性

英語翻訳は、今後の翻訳業界においても重要視されていくだろうといわれている言語です。その理由にはどんなものがあるのか、この項目で詳しくご紹介いたします。

グローバルコミュニケーションにおける英語の役割・重要性

英語は国際ビジネス、学術交流、観光等多くの分野で共通言語として使用されています。
英語を母国語とする人は世界で3億5000万人を超え、第2言語とする人も4億3000万人以上にものぼり、世界中のほとんどの国で英語が使われています。
英語は「ビジネスにおける国際語」とよく言われ、毎年のように国際貿易が拡大して取引国が増えている昨今、ますます英語の需要が増えています。最も質の高いMBAプログラムの多くが英語で開講されており、英語ができることは最高の教育を受けて資格を取るためのチャンスとなります。また、多国籍企業のほとんどでは、人材募集の際に、ある程度の英語力があることを条件としていることがほとんどです。
このように、英語は現在でも「世界共通語」として広がり続けています。近年では新たなニーズも出てきており、「text」や「friend」といった単なる名詞が「I’ll text you(テキストする)」「Why don’t you friend me?(フレンドしたら?=フェイスブックでつながったら?)」といった風に使われ始めています。
今後も、英語の需要は増えることが予測されています。

英語翻訳のメリット

英語翻訳はビジネス拡大、国際協力、文化交流を促進し、新たな市場や機会を開拓するための重要な手段です。英語対応が役に立つ理由の大きな要因として「特定地域の言語対応を急ぐ必要がなくなる」というものがあります。
英語翻訳ができる翻訳者の数は多く、他の言語と比較して対応が容易である上に、特定地域に特化した言語は翻訳難易度が高いという問題があります。
特に東南アジア諸国は経済発展が著しく、今後10年のマーケットとして注目されていますが、難点となるのが各国に向けた言語対応です。「東南アジア」と一口に言っても、各国で話されている言語は違います。タイ語、ベトナム語、インドネシア語等バラついており、実装には時間がかかります。
その点、英語対応であれば翻訳難易度も低く、迅速に導入できるのは大きなメリットといえるでしょう。

英語の話者数ランキング

英語話者の割合(%) 国の人口 英語話者の人数 ネイティブ 言語習得者
1 アメリカ 95.19 280950438 267444149 225505953 41936196
2 インド 12.16 1030000000 125266449 226449 125000000
3 パキスタン 49 181000000 88690000 88690000
4 フィリピン 78.53 97000000 76177000 3427000 72750000
5 ナイジェリア 53.34 148093000 79000000 4000000 75000000

参考:ウィキペディア_国別英語話者数ランキング

無料の英語翻訳ツール6選

英語翻訳ツール

近年、英語翻訳ツールは有料から無料のものまで様々なものが開発・使用されています。ここでは、その中でも精度が高い無料の翻訳ツールを6つ、ご紹介いたします。

Google翻訳

検索エンジンとしてGoogleは多く使われていますが、同じくGoogleが提供している「Google翻訳」は非常に精度が高く、またGoogleから「翻訳」と検索すれば、サイトに訪れることもなく利用できる手軽さがあります。
Google翻訳:https://translate.google.co.jp/?sl=auto&tl=ja&op=translate&hl=ja

DeepL翻訳

DeepL翻訳は、ここで紹介する翻訳サイト・アプリの中で最も翻訳精度の高いサービスだといえます。
その精度の高さは、海外サイトの閲覧やX(旧Twitter)、YouTubeのコメント欄等でのコミュニケーションも可能にするほどです。
Webサイトの閲覧に「Google Chrome」を使っているのであれば、DeepLを拡張機能に加えることで、ワンクリックで指定された文章を翻訳することが可能になり、よりお手軽に使うことができます。
DeepL翻訳:https://www.deepl.com/ja/translator

Weblio翻訳

Weblioは英単語や例文等、外国語学習者に役立つ機能が集まった、辞書の役割を持つWebサイトです。
「○○ 英語」等で検索した際に、Weblio翻訳のサイトが検索にヒットすることも多くあります。
また、Weblioには翻訳機能もついており、精度や機能も充実しています。
「です・ます」調か「だ・である」調かを選択できたり、原文のスペルチェック、エキサイト翻訳と同様に二重翻訳機能を備えている等、機能も豊富です。
Weblio翻訳: https://translate.weblio.jp/

LINE翻訳

日本で最も利用されているメッセージアプリ「LINE」も、翻訳機能を持っています。
LINEの検索機能から「LINE通訳(翻訳)アカウント」を友だち追加して、そのアカウントにメッセージを送ると、翻訳されたメッセージが返事として届きます。
メッセージ用のアプリとしてほとんどの人が入れているため「既に持っているアプリで翻訳ができる」のが強みです。

Papago

Papagoは他の翻訳サイト・アプリとは違う少し違った特色を持ったサービスで、テキスト・音声・画像の3つから翻訳ができるアプリです。
特に旅行等で海外にいる際に、外国語のメニューや現地の人の英語をわざわざテキストにして打ち込まなくても、画像や音声から翻訳してくれるのは効果的な機能です。
普段使いとは別に、海外へ行く時用に入れておくと非常に便利なアプリです。

翻訳会社における人力翻訳の重要性はどこにある?

翻訳方法には「機械翻訳」と「人力翻訳」があるが、それぞれ得意と不得意があり、どちらがより良く正しいというものではありません。それぞれの特徴を理解して使い分けることにより、お互いの利点を最大限に活用し、お互いの欠点を補うことができます。
一般的に、機械翻訳では「直訳調」の訳文が出力されます。これは、機械翻訳エンジンが原文の「文脈」を考慮できないためです。このため、いわゆる「ニュアンスが違う」訳語が使用されてしまう、文脈を考慮しない原文の解釈により、直訳調の訳文、誤訳を含んだ訳文になってしまいます。
反面、人力翻訳はしっかりと時間と労力をかけて人の創造力を生かして翻訳作業を行うため、正確で高品質、かつ完成度の高い翻訳が実現できます。また、ある程度機械翻訳に依頼し、その後人力で再度翻訳をチェックする「ポストエディット」と呼ばれる翻訳方法も効果的です。

英語翻訳なら安心・高品質の翻訳会社FUKUDAIにお任せ下さい!

翻訳会社FUKUDAIでは「英語から日本語(英日翻訳)」、「日本語から英語(日英翻訳)」への翻訳はもちろん、英語から各言語・各言語から英語への翻訳等、様々な言語の組み合わせに対応しております。
複数の言語ペアでの翻訳も承っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

また、弊社ではネイティブの翻訳者と校正・校閲者から編成された翻訳チームが、翻訳文書の目的や仕上げの希望に応じて、各用途・分野の専門翻訳者が対応します。
多岐にわたる分野での豊富な実績とノウハウを持ち、お客様のご希望に沿った最適な翻訳を提供させていただきます。

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監修者

翻訳会社FUKUDAI 代表取締役

鈴木 宏基

株式会社トーメンや株式会社ロームにて、10年以上にわたり海外営業に従事。その後、翻訳者としての経験を積み、株式会社福大を創業。翻訳事業を立ち上げ、代表取締役に就任。

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