翻訳コラム
2020.09.09
翻訳の納期を短縮したい方へ!解決策をご紹介
海外でビジネスを行う場合、どうしても短納期で翻訳が必要な場面が発生します。そんな時、自社では翻訳の質に自信がないし、いつも依頼している翻訳業者が短納期対応をしているか不安になるかもしれません。
そこで、この記事では短納期で翻訳が必要になったらどうべきかを紹介します。今すぐ翻訳が必要な方も、今後特急の翻訳案件が発生する可能性がある方もぜひ目を通しておいてください。
Index
短納期で翻訳するビジネスシーン
そもそも、短納期での翻訳するのは、どういうビジネスシーンでしょうか。いざ必要になった時に慌てなくても済むように、想定されるシーンをおさえておきましょう。
突発的な出来事が発生した場合
ビジネスの世界は変化が激しく、生き残るためには都度変化に対応していかなくてはなりません。その中で、自社や相手先の都合により、プレゼン資料や提案書などの資料を急遽作り直さなくてはならない場面もあるでしょう。
海外との取引があるのなら、このような突発的な出来事が発生した場合に短納期での翻訳が必要になります。
ビジネスチャンスを逃さない
ビジネスのコミュニケーションでは、相手の信頼を得ることが重要ですが、いきなり信用を得るのは難しいものです。そこで有効な手段の一つが相手の要望への迅速な対応です。
例えば、海外取引先から新たな資料提示を依頼された時に、翻訳業者に短納期での納品を依頼してみてはいかがでしょうか。素早い対応で真摯な姿勢を見せることで、大きなビジネスチャンスに繋がるかもしれません。
突発的な出来事やビジネスチャンスの発生に備えて、短納期での納品が可能な翻訳業者を知っておくと安心です。翻訳会社FUKUDAIではお客様のご要望に合わせて翻訳方法を検討し、スピーディーで質の良い翻訳をご提供しております。海外取引先とのビジネスチャンスを逃さないためにも、ぜひご検討ください。
短納期での翻訳を可能にする方法
短納期での翻訳の重要性を紹介しましたが、実際にどう翻訳すれば良いのでしょうか。ここで、5つの方法を紹介していきます。
機械翻訳を活用する
まず1つ目は、翻訳業者に機械翻訳の利用を依頼することです。機械翻訳にかけたものをそのまま納品することが、最短の翻訳方法です。また、業者が使用する機械翻訳のツールはNTTの「COTOHA」やロゼッタ「T-400」など有償のもので、無料で提供されている一般的な翻訳ツールより精度が高いといえます。ですが、プロによる人力翻訳に比べると精度が劣ることがデメリットです。もし納期に少し余裕があるのなら、機械翻訳の結果をプロがダブルチェックする「ポストエディット」という方法を利用することをおすすめします。
「ドラフト翻訳」を依頼する
通常、翻訳業者では翻訳の後にネイティブチェックという作業を行います。誤訳などがないかを改めて確認する作業で、これによりさらに精度の高い翻訳が可能になります。そしてこのネイティブチェックの工程を省いた翻訳のことを「ドラフト翻訳」と呼び、短納期での依頼の際に有効な手段となります。社内資料などで精度はそこまで求めない場合や、スピードが最優先の場合に使われます。
海外在住の翻訳者に依頼して時差を活用する
翻訳する言語が主に欧米の場合、現地に住む翻訳者に依頼をする方法があります。日本よりもマイナスの時差になるため、短い翻訳の場合、発注した翌日の朝に翻訳が完成することも。ただ、該当する翻訳者の確保が前提になるため、必ず翻訳業者に納期を確認しましょう。
翻訳業者にプロジェクトチームの編成を依頼する
大型プロジェクトを短納期で翻訳する場合、翻訳業者内でプロジェクトチームを編成し、複数の翻訳者が同時に進めることがあります。複数の翻訳者が入ることで発生する用語や表現の違いはプロジェクトリーダーが管理をしており、「CAT」と呼ばれる翻訳支援ツールなどを導入して統一されます。精度も高く、短納期での翻訳が可能な手段です。
特急翻訳・急ぎ翻訳・至急翻訳の活用
翻訳業者によっては、「特急翻訳」、「急ぎ翻訳」、「至急翻訳」といったサービス名であらかじめ短納期オプションをアピールしている場合があります。ただし、会社によってオプション料金のシステムが大きく異なるため、予算オーバーのコストになる場合もあるので注意しましょう。
短納期での翻訳が必要になったら、スケジュールや規模に合わせて翻訳方法を選びましょう。短納期翻訳の豊富な実績を持つ翻訳会社FUKUDAIでは、お客様の状況をヒアリングした上で、最適な方法をご提案します。
短納期で翻訳する際の注意点
短納期で翻訳する方法をいくつか紹介しましたが、注意しなくてはいけない点があります。急ぎすぎるあまり、本来の目的を失い、ビジネスで失敗してしまうことがないようあらかじめ確認しておきましょう。
品質に問題がないか
先述の通り、ネイティブチェックを省いたり、機械翻訳に頼ることは短納期翻訳が可能になる一方で、翻訳のクオリティ低下というリスクが発生します。
また、スピード感を売りにしている翻訳業者の中には、質は二の次という場合もあるので、気をつけてください。短納期での翻訳を必要とする場合でも、本来の目的を見失わず、高い質を維持することを心がけましょう。
依頼時にスケジュール感を確認しておく
基本的なことですが、翻訳会社に依頼する際には、短納期の場合に限らずスケジュールを事前に確認しておくことが重要です。いつまでに翻訳完了するかをしっかり把握し、取引先にも迷惑をかけないように注意しましょう。
短納期の翻訳会社を選ぶポイント
では、短納期の翻訳はどのような会社に依頼すると良いでしょうか。多数ある翻訳業者の中から探し出すために、以下をポイントにしてください。
専門性・実績のある会社か
翻訳はスピードだけでなく、品質も重要です。そこで、専門性や実績がある会社かどうかという点は一つの判断基準になります。自分が依頼する会社の翻訳分野が得意な会社であるか、今までもビジネス翻訳を手掛けているかなどを必ずチェックするようにしましょう。
特急・超特急に対応しているか
急ぎ翻訳に対応しているかを判断するためにも、特急、超特急、短納期翻訳といったオプションがあるかを事前にチェックしておきましょう。その上で、要求する納期に間に合いそうか、質に不安はないかという点も確認するようにしてください。
FUKUDAIはスピーディーできめ細かい対応
以上、短納期での翻訳が必要になった場合の方法を紹介しました。納期を短縮する方法はいくつかありますが、何より質を維持した上で急ぎ翻訳を処理することが大切です。
翻訳会社FUKUDAIでは、翻訳歴10年以上のエキスパートを揃えており、高品質な翻訳を提供しています。お急ぎの翻訳案件でも、お客様のご希望に沿えるように詳細の情報をヒアリングし、対応方法を検討いたしますので、短納期の翻訳でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。